AMEK EQ 250 / plugin allianceの最新セール情報・使い方

Plugin Allianceからリリースされた「amek eq 250」は、レコーディングの歴史において最も象徴的なパラメトリックEQの一つである「Sontec MEP 250ex」を忠実に再現したプラグインです。数々のヒットレコードで聴かれる甘美な高域とタイトな低域をDAW上で実現し、さらにBrainworxによる現代的な機能拡張も搭載しています。

amek eq 250 の主な特徴

• 伝説的マスタリングEQ「Sontec MEP 250ex」のサウンドを忠実にエミュレーション
• 12dBのブースト/カットが可能な、ワイドに重なり合う5バンド構成
• 各チャンネルに音楽的な12dB/octスロープを持つHP/LPフィルターを搭載
• Brainworx独自のTMTやM/S処理など、プラグインならではの強力な機能を追加

伝説のSontecサウンドをDAWに

数々の名盤を支えた、音楽的で柔軟なEQカーブを再現

オリジナルのSontec MEP 250は、世界中のトップスタジオで今なお求められる伝説的なマスタリンググレードEQです。amek eq 250は、その中でも特に評価の高いモデルのサウンドを、Plugin AllianceのCEOであるDirk Ulrich氏所有の実機を元に徹底的に解析・再現しています。そのサウンドは、甘く伸びやかな高域と、タイトでフォーカスされた低域が特徴で、あらゆる音源に生命感と輝きを与えます。

Brainworxによる現代的な機能拡張

アナログの名機に、現代の制作環境で必須のデジタル機能を追加

Brainworxのおなじみ「Extra Unit」により、オリジナルハードウェアにはないパワフルな機能が追加されています。これにより、単なるエミュレーションを超えた、より柔軟な音作りが可能になります。

Tolerance Modeling Technology (TMT)

アナログコンポーネントが持つチャンネルごとの微妙な個体差をシミュレートし、デジタルでありながら深みと立体感のあるアナログサウンドを生み出します。

M/Sプロセッシング

ステレオ音源の中央（Mid）と両サイド（Side）を個別にEQ処理できます。マスタリングでの音圧調整や広がり感のコントロールに絶大な効果を発揮します。

Mono-Maker & Stereo Width

指定した周波数以下をモノラル化するMono-Makerと、全体のステレオイメージを調整するStereo Widthを搭載。低域の安定化と、ミックス全体の広がりを直感的にコントロール可能です。

THD & Auto Listen

アナログ特有の倍音を付加するTHD（Total Harmonic Distortion）や、調整中の周波数帯域をソロで確認できるAuto Listenなど、制作を効率化する機能も充実しています。

使用感とワークフロー

amek eq 250は、特にマスタリングやミックスバスでの使用においてその真価を発揮します。ボーカルやアコースティック楽器に空気感と輝きを加えたい時、そのスイートな高域は他のEQでは得難い音楽的な結果をもたらします。また、M/Sモードを使えば、ステレオミックス全体の広がりを損なうことなく、センターに定位するボーカルやキックだけを調整するといった高度な処理も簡単に行えます。プロのエンジニアによる推薦コメントが示す通り、その直感的なレイアウトと音楽的なサウンドは、あらゆる制作シーンでインスピレーションを与えてくれるでしょう。

システム要件

Mac

• OS: macOS 12 から 15
• CPU: 情報不足
• プラグイン形式: AAX, AU, VST3

Windows

• OS: Windows 10 から 11
• CPU: 情報不足
• プラグイン形式: AAX, VST3

※要件はバージョンアップで変わる可能性があります。

総評：あらゆる音源を輝かせる、”音楽的”なマスタリングEQの決定版

amek eq 250は、歴史的名機のサウンドを求めるエンジニアから、自分のミックスを一段上のレベルに引き上げたいクリエイターまで、幅広いユーザーにおすすめできるEQプラグインです。単なる再現に留まらず、TMTやM/S処理といった現代的な機能が融合したことで、他に代えがたい強力なツールとなっています。この一台で、ミックスやマスタリングのクオリティが飛躍的に向上することは間違いないでしょう。