Broadcast Bundle HDX / sonnoxの最新セール情報・使い方

Sonnoxの「broadcast bundle hdx」は、放送プロダクションに不可欠な高品質な音声処理とラウドネス管理を実現するプラグインバンドルです。EQ、ダイナミクス、ディエッサー、リミッター、インフレーターという5つの強力なツールを収録し、あらゆる放送コンテンツの音質を劇的に向上させます。

broadcast bundle hdx の主な特徴

• 放送・ポストプロダクションに特化した5つの高品質プラグインを収録
• Pro Tools HDXシステム向けのAAX DSPフォーマットに完全対応
• Nativeライセンスも同梱され、幅広いDAW環境で使用可能
• ラウドネス管理からダイナミクスコントロール、音質補正まで一貫して対応
• 定評あるOxfordシリーズによる、透明で音楽的なサウンド処理

精密な音質補正と自然な歯擦音処理 (Oxford EQ & SuprEsser)

クリアで聞き取りやすいサウンドの土台を築く2つのプラグインです。

Oxford EQは、その精密な処理能力でオーディオのスペクトラルバランスを完璧に整えます。一方、SuprEsserは非常に自然なディエッシングを実現し、インタビュー音声などの不快な歯擦音を、音質を損なうことなく効果的に抑制します。

万能なダイナミクスコントロール (Oxford Dynamics)

あらゆる音源のレベルを自在にコントロールするダイナミクス・プロセッサーです。

予測不能なレベルで収録されがちなインタビュー音声やロケーションサウンドのダイナミクスを、スムーズかつ的確に制御します。コンプレッサー、リミッター、エキスパンダー、ゲート、サイドチェインEQを統合し、一つのプラグインで多彩なダイナミクス処理を完結できます。

最大限のラウドネスと存在感 (Oxford Inflator & Limiter)

番組全体の音圧とインパクトを最大化する最終段のツールです。

Inflatorは、独自のアルゴリズムでサウンドにパンチ、暖かみ、そして存在感を加え、クリッピングさせることなく知覚的なラウドネスを引き上げます。最後の仕上げとしてOxford Limiterを使用することで、放送基準に準拠しながら、プログラム全体のラウドネスを最大限に高めることが可能です。

使用感とワークフロー

このバンドルは、放送コンテンツ制作のワークフローを劇的に効率化します。例えば、ロケで収録されたインタビュー音声に対して、まずOxford EQで不要な環境ノイズをカットし、SuprEsserで歯擦音を整えます。次にOxford Dynamicsで話者の声のレベルを均一にし、最終的に番組全体をまとめる段階でInflatorとLimiterを使って、迫力と規定ラウドネスを両立させたプロフェッショナルなサウンドに仕上げることができます。これら一連の作業が、Sonnox Broadcast Bundle HDXだけで完結します。

Native版との違いは？

• AAX DSP対応: HDX版は、Pro Tools HDXハードウェアによるプロセッシングに対応しており、CPU負荷を抑えた大規模なミキシングが可能です。
• Nativeライセンスも付属: HDX版にはNativeライセンスも含まれているため、HDXシステムがない環境でも同じプラグインを使用することができます。
• TDM互換: Pro Tools 10 HD以前のレガシーなTDMシステムとの互換性も確保されています。

システム要件

Mac

• OS: macOS 10.8 以降 (64bit)
• ホスト: Pro Tools 10.3.8 以降
• プラグイン形式: AAX DSP, AAX Native

Windows

• OS: Windows 7 以降 (64bit)
• ホスト: Pro Tools 10.3.8 以降
• プラグイン形式: AAX DSP, AAX Native

※アクティベーションにはiLokアカウントおよびインターネット接続が必要です（iLok USBドングルは別売）。

※要件はバージョンアップで変わる可能性があります。

総評：放送・ポスプロの音質を飛躍させる決定版バンドル

Sonnox Broadcast Bundle HDXは、特にPro Tools HDX環境で作業する放送・ポストプロダクションのエンジニアにとって、まさに決定版と言えるツールセットです。日々の業務で直面する様々な音の課題を、最高品質のサウンドで、かつ効率的に解決します。音声の明瞭度向上から最終的なラウドネス管理まで、プロダクション全体のクオリティを一段階引き上げたいプロフェッショナルに強く推奨します。