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製品詳細
Lindell Audio 6X-500は、同社のAPI 500シリーズモジュールを忠実に再現した、モノラル仕様のプリアンプ/EQプラグインです。ディスクリート構成のハイブリッドアンプによる滑らかなゲインとクリーミーな色彩感、そしてPultecスタイルの音楽的なEQが、サウンドにアナログの温かみと力強いパンチを与えます。
lindell audio 6x-500 の主な特徴
- Lindellのハードウェアを忠実にエミュレートしたプリアンプ/EQ
- クリーミーな質感を付加するディスクリート構成のハイブリッドアンプ・モデリング
- 音楽的なサウンドメイクが可能なPultecスタイルの2バンド・ブーストEQ
- 5段階のスロープを持つ、独立したハイパス/ローパスフィルターを搭載
- トランスサチュレーションやノイズを付加する「Analog」モード
アナログの質感を再現するプリアンプ
Lindell独自のハイブリッドアンプ設計をモデル化し、滑らかでクリーミーなサウンドを付加します。
このプラグインの心臓部であるプリアンプセクションは、ハードウェアのディスクリート回路を忠実に再現しています。ボーカル、アコースティックギター、ベース、ドラムのオーバーヘッドなど、あらゆるソースに通すだけで、デジタル音源に失われがちなアナログ特有の温かみと、前に出る力強いパンチを加えることができます。
音楽的なPultecスタイルEQ
シンプルながら音楽的なサウンドメイクが可能な、パッシブ2バンド・ブーストオンリーEQです。
伝説的なPultecスタイルのEQを搭載しており、直感的な操作で音楽的な音質補正が可能です。低域と高域の周波数を選択してブーストするだけのシンプルな構成ですが、そのサウンドは非常に音楽的。ベースに明瞭さを加えたり、ボーカルをミックスの中で際立たせたり、ハイハットの耳障りな部分を抑えつつ煌びやかさを加えたりと、幅広い用途で活躍します。
柔軟なフィルター機能
ハードウェアにはない、独立したハイパス/ローパスフィルターを追加搭載しています。
プラグイン版の独自機能として、5段階のスロープ(傾斜)を切り替え可能なハイパスフィルターとローパスフィルターが追加されています。これにより、不要な低域のノイズ(ランブル)や、高域の耳障りな成分を、サウンドの核となる中域に影響を与えることなく、より精密にカットすることが可能です。
使用感とワークフロー
6X-500は、そのシンプルな操作性から非常にスピーディなワークフローを実現します。例えば、ボーカルトラックにインサートし、まずプリアンプのゲインを調整して心地よいサチュレーションを加え、次にEQで高域をブーストして空気感をプラス。最後にハイパスフィルターで不要な低域を整理する、といった一連の作業が数クリックで完了します。
また、「Analog」ボタンをオンにすれば、出力トランスの飽和感、微細なノイズやハムといったアナログ機器ならではの要素が加わり、より立体的でリアルなサウンドを簡単に得ることができます。
システム要件
- Mac
- OS: macOS 12 から 15
- CPU: 情報不足
- プラグイン形式: AU, VST3, AAX
- Windows
- OS: Windows 10 から 11
- CPU: 情報不足
- プラグイン形式: VST3, AAX
※要件はバージョンアップで変わる可能性があります。
総評:シンプル操作で即戦力のアナログ・サウンドを
lindell audio 6x-500は、複雑な設定なしにトラックへアナログの温かみとパンチを加えたい全てのクリエイターにおすすめです。特にボーカルやギター、ベースといった単体トラックのキャラクター付けに最適で、直感的な操作で求めるサウンドに素早く到達できる、頼れるツールとなるでしょう。








