【涙のキッス/サザンオールスターズ】コード進行と分析

TBS系金曜ドラマ『ずっとあなたが好きだった』の主題歌であり、「いとしのエリー」に次ぐサザンオールスターズの名バラード。

ここからの内容は、er-music編集部の独自の見解になります。 読者様との解釈に相違がある場合も、考え方の一例、娯楽の一環としてご覧ください。 また、ダイアトニックコードの理解があるとより楽しめるかと思います。 ダイアトニックコードとは?

イントロ

楽譜イントロ

 

1~8小節目

コード C→Dm/C→CM7→F/C→C→Dm/C→CM7→F/C→C→Dm/C→CM7→F/C→C→Dm/C→CM7→F/C
ディグリ ー表記 Ⅰ→Ⅱm/Ⅰ→ⅠM7→Ⅳ/Ⅰ→Ⅰ→Ⅱm/Ⅰ→ⅠM7→Ⅳ/Ⅰ→Ⅰ→Ⅱm/Ⅰ→ⅠM7→Ⅳ/Ⅰ→Ⅰ→Ⅱm/Ⅰ→ⅠM7→Ⅳ/Ⅰ

 

イントロではオンコードが多く使われていますね。

コード自体は変化していますが、ルートはすべてCの音をキープしています。

 

こうした、コード進行の中で特定の音を鳴らし続けることをペダルポイントといいます。

また、今回のようにキーの主音をペダルポイントとして用いることをトニックペダルといい、重厚感のある雰囲気を感じさせます。

そのため、物語の始まりを感じさせるようなイントロや、壮大なスケール感を表現する際によく使われます。

 

Aメロ

楽譜Aメロ

 

1~8小節目

コード Cadd9→Em→Am7→Em
ディグリ ー表記 Ⅰadd9→Ⅲm→Ⅵm7→Ⅲm

 

からⅢmⅥmからⅢmと、トニックと平行短調のトニックから繰り返し交互にⅢmに着地する、どこか迷いや戸惑いを感じるコード進行。

歌詞と非常に合っていて、作曲のお手本のようなイントロからのAメロの流れになっています。

 

Bメロ

楽譜Bメロ

 

1~6小節目

コード Dm→G→CM7→Am→Dm→G→(C→Dm/C→CM7→C)
ディグリ ー表記 Ⅱm→Ⅴ→ⅠM7→Ⅵm→Ⅱm→Ⅴ→(Ⅰ→Ⅱm/Ⅰ→ⅠM7→Ⅰ)

 

Bメロはツーファイブワンからはじまり、間奏のに向けてツーファイブの動きをしている、解決感のはっきりしているコード進行。

最後の2小節は1番の間奏後から入ってきます。

 

間奏(1番のみ)

楽譜間奏

 

1~4小節目

コード C→Dm/C→CM7→F/C→C→Dm/C→CM7
ディグリ ー表記 Ⅰ→Ⅱm/Ⅰ→ⅠM7→Ⅳ/Ⅰ→Ⅰ→Ⅱm/Ⅰ

1番はすぐにサビに入らず、この間奏を挟んで2度目のA・Bメロを繰り返します。

イントロと同様の進行です。

サビ

楽譜サビ

 

1~4小節目

コード F→G→Em7→Am→F→G→Em7→Am
ディグリ ー表記 Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm7→Ⅵm→Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm7→Ⅵm

 

4-5-3-6進行を繰り返すサビ。

この進行は王道進行とも呼ばれ、J-POPのヒット曲において非常によく使われる逆循環進行です。

Ⅳ→Ⅴの流れでトニックにいくと思わせて、暗い響きのⅢm7→Ⅵmに着地するという、ドラマチックなコード進行です。

 

5~8小節目

コード F→G→Em7→Am→Dm7→G→C
ディグリ ー表記 Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm7→Ⅵm→Ⅱm7→Ⅴ→Ⅰ

 

王道進行をもう一度繰り返し、最後はⅡm7→Ⅴ→Ⅰのツーファイブワンで綺麗に解決します。

 

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