【音程とは?】音程を表す『度数』を知ろう!

  • 2021年5月6日
  • 2022年5月13日
  • 音程

歌を歌う場面でよく『音程』という言葉を使用しますよね。

この言葉、楽器を演奏する人にとっても大変重要な言葉となるのですが、音程の意味とはどんなものなのでしょう。

この記事では、音程の意味と、音程を理解していくうえで関係の深い『度数』という言葉の解説をしていきます。

音程とは

音程は、二つの音の距離(差)を表し、『度数』という単位で示します。(例:『ド』と『ソ』は4度離れている)
音程には2種類あり、メロディーなどに使う旋律的音程と、和音のように同時になる音同士で使う和声的音程があります。
下の画像は、ドとソの旋律的音程です。
度数については次の章で解説します。

なお、旋律的音程や和声的音程といった用語を覚えておく必要は、音楽大学に進まない限りあまりないでしょう。

音程の例

音程をあらわす『度数』

音程を表す際は度という数え方をします。

起点となる音を1度とし、距離に応じて2度、3度という様に数えていきます。
厳密には、さらに細分化されていて、下の表のように数えます。
理解しやすいよう、起点となる音を『ド』とした場合の音を下段に追加しています。

主音ドの度数表

起点となる音から半音となりを短2度、全音となりを長2度…のようになります。
オクターブ上の音『ド』は完全8度、またはそのまま完全1度と呼びます。

えるるん
実際の音楽の現場では、起点となる音を「完全1度」と呼ぶことはあまりなく、「主音」や「ルート」と言ったりするよ!
完全(1,4,5,8)の音程は、完全協和音程とされる

『マイナー(m)』や『メジャー(M)』を使った表記もある

その人のルーツとなる音楽にもよりますが、『短』や『長』ではなく『マイナー(♭)』や『メジャー(♯)』で表す場合があります。

  • 完全=perfect(p)
  • 短=マイナー(m)
  • 長=メジャー(M)
  • 減=ディミニッシュ(dim)
  • 増=オーギュメント(aug)

度数表

協和音程や不協和音程

同時になる2つの音は、よく響き合い心地の良い協和音程であるパターンと、不協和音程のパターンに分かれます。

完全〇度という形で表される完全音程は、最も濁りが少なく綺麗に協和している協和音程(厳密には完全協和音程という)。
2度や7度といった音程は強い濁りを感じる不協和音程と言われています。
また、増4度(あるいは減5度)の音程は非常に濁りが強い音程でトライトーンという変わった呼び方までされています。

音程を理解すると、こうした音程ごとの聞こえ方の違いにまで気を向けられます。
音楽には協和と不協和どちらも欠かせないものです。

とはいえ、この時点ですべての音程の特徴や、音程を聞き分たり紐解いたりする能力を必ずつける必要もありません。
5度圏などの音程の理解に便利なツールなどがあるので、演奏も練習しながら気長に音程の理解を深めていきましょう。