sus4とは?コードの特徴とヒットソングから学ぶ使い方

執筆者: エルエミュージックセオリーでは、楽典や音楽理論の分野に関わる情報を発信しています。これらは、楽曲の分析や作曲、演奏をする上で必要な知識で、より深く音楽を理解し解釈することができます。音楽学校をでたライターにより執筆を行い、適宜情報を修正しながら運営してまいります。

単純なメジャーコードやマイナーコードの他にも様々なコードがあります。
今回は『sus4』コードについて理解していきましょう。

 

コードの種類

コード表記ルート音Cでの例
メジャーM,major(トライアドは無表記○)C, Cmajor
マイナーm,minor,-Cm, Cminor
アドaddCadd9, Cadd11
サスsusCsus2, Csus4
オミットomitComit3, Comit5
シックス6C6
オーギュメントaug, +Caug, C+
ディミニッシュdim,  °Cdim, Cdim°
オンコードon, /ConE, C/G
テンションコード(テンションノートを記載)CM7(9), CM9, Cm11

※セブンスコード(『7』『M7』などの表記)についてはこちらをご覧ください。

sus(サス)4とは?

sus4とは、コード構成音の3度を、4度に変えたコードです。
例えば、Cの構成音は『C, E, G』ですが、Csus4の構成音は『C,F,G』になります。

楽譜でみるCsus4

『sus』はsuspendedの略で、「吊るされた」という意味があります。
「コード構成音の3度を吊り上げた(suspended)コード」と覚えると簡単です。

Csus4の説明

コード構成音
CC, E, G
Csus4C, F, G
C7sus4C, F, G, B♭

sus4の特徴と効果

コード構成音の3度(第2音)は、コードの明暗を作る重要な音です。
3度がないコードは、明るいと暗いとも言えない、どっちつかずな印象を与えます。

sus4はまさに、地に足つかず吊るされているような雰囲気になります。

コード

構成音
P1m2M2m3M3P4-5P5
CCEG
CmCE♭G
Csus4FG

楽譜でみるCsus4の特徴

 

この状態は緊張感があるため、3度を持った元のコードへ進むと落ち着きを感じられます。
例えば、『Csus4→C』のような進行です。

えるるん
suspendedには『一時的停止された』『保留された』といった意味もあるよ!
元の安定したコードへ戻る前に、一時的に停止された状態というか、タメを作っている状態に感じられる!
もちろん、必ずしもsus4から元のコードへ進行させる必要はありません。

sus2もある

『sus』系のコードには、『sus4』の他に『sus2』があります。
sus4同様、コード構成音の3度を変化させるのに変わりありませんが、sus2は2度へ(3rd→2nd)変化させます。

コード構成音
CC, E, G
Csus4C, F, G
Csus2C, D, G